⚠︎ 当サイトでは記事内に広告を含みます

工場勤務のメリットとデメリット【勤続15年の実感】

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

工場勤務の仕事に興味がある。
工場で働くことのメリットとデメリットを知りたい。
転職してから後悔したくないし…。

この記事では,こんな悩みや疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • 工場勤務のメリットとデメリット
  • 勤続15年目が実感したメリットとデメリット
  • 工場勤務を15年も続けられる理由

工場勤務といっても,母体となるメーカーや会社の規模,作っている物の種類によってメリットやデメリットは異なります。

例えば,自動車メーカーと薬品メーカーでは「ものづくり」という部分では一致しますが,作っているものが異なるため,工場のあり方や作業内容,勤務体系なども異なります。

すべての工場に共通するメリット・デメリットは少ないのではないでしょうか。

この記事では,ごくごく一般的なメリット・デメリットについて解説しています。

最後に,工場勤務15年目のぼくがこれまでの経験を通じて実感したメリット・デメリットも解説します。

就職先や転職先を探している方は,この記事を参考に転職サイトや求人サイトの求人情報 をチェックしてみてください!

高収入や寮完備のシゴトが満載!
工場系シゴト情報求人サイト「工場求人ナビ」

まずはメリットから解説していきます。

工場勤務のメリット

工場勤務のメリットは次の通りです。

  1. 諸手当が多い
  2. 学歴が問われない・未経験でも働ける
  3. 働き方が選びやすい
  4. スケジュール管理がいらない
  5. ノルマがない
  6. 仕事中に関わる人が固定的
  7. 私服通勤可・マイカー通勤可
  8. 寮完備
  9. 社員食堂や弁当支給などがある

それでは1つ1つ解説していきます。

諸手当が多い

工場勤務は諸手当が多いという特徴があります。
残業手当や通勤手当,住宅手当といった,他業種でもよくある手当の他に,次のような手当が用意さている工場も多くあります。

・危険手当
危険や困難を伴い身体的・精神的にストレスのある作業に対して支払われる手当です。

・夜勤手当
交代勤務などで夜間の作業がある工場では夜勤手当が支給されます。

・資格・技能手当
工場勤務では特殊な資格や技能が必要な仕事があります。
資格所有者や特殊な技術を持っている人に支払われる手当です。
など

勤続年数が短く基本給が少ない方でも,これらの手当があることで,実際に受け取れる額が多くなることも。

学歴が問われない・未経験でも働ける

工場の仕事では,理系大卒など専門的な知識を持った人のみが就ける仕事がある反面,学歴が問われない求人も多数あります。

求人サイトの募集要項には「学歴不問・年齢不問・未経験可」の文字が多く見受けられます。

多くの工場は,独自のノウハウや業務を最適化した作業マニュアルを持っており,誰でもすぐに対応できる仕組みが用意されていますので,未経験でも働きやすい環境になっています。

働き方が選びやすい

ひと昔までは仕事といえば「正社員」という風潮がありましたが,現在は個人個人の生活スタイルに合わせた働き方が尊重される時代。


その点,工場の仕事では,正社員はもちろん,派遣社員やアルバイト(パート)といった働き方も選択しやすい職場です。

スケジュール管理がいらない

基本的に,生産管理部から降りてきた製造指示に従って作業をするので,個人でスケジュール管理をすることはほぼありません。

突発的に人が訪ねてくることも少ないので,決まったペースで作業を行うことができます。

仕事中に関わる人が固定的

工場内の上司・先輩・後輩などとの関わりはありますが,社外の人と接する機会が少ないので,ストレスを抱えにくいです。

もちろん社内の人と合わなかったり,トラブルがあればストレスになりますが…。

ノルマがない

工場には基本的にノルマがありません。

同僚と競争にならないですし,同じ作業をしている仲間という意識が芽生えやすいので,会社の人と良質な関係を築きやすいです。

また,ノルマに追われないのはストレスを抱えにくいというメリットがありますね。

私服通勤可・マイカー通勤可

私服で通勤できる,マイカーで通勤できるというのは,工場勤務の大きなメリットです(すべての工場ではありませんが)。

工場内では作業着を着ますので,服のことに気を使わなくてもOKなのは楽ですよね。

寮完備

大手メーカーなどの工場では住み込みで働けるように寮が用意されていることも。

家具も最初から備わっているケースが多いので,手元にお金がない人はとても助かりますよね。

社員食堂や弁当支給などがある

工場は郊外にあることが多いので,社員食堂があったり,弁当が支給されたりします。

昼食のことに頭を使わなくていいのは楽です。

弁当をつくるのが面倒な独身者や通勤途中にコンビニなどがないといった人にとっては特にありがたいですね。

工場勤務のデメリット

メリットがあればもちろんデメリットもあります。

工場勤務のデメリットとして考えられるのは次の通り。

  1. 3K
  2. 簡単作業・単純作業
  3. ルールと時間に厳しい
  4. 外出できない(しにくい)
  5. 身に付くスキルが限定的でキャリアが描きにくい

3K

3Kとは「きつい・汚い・危険」の頭文字Kに由来するもので,昔から工場の仕事にはついて回るイメージがあります。

しかし,最近の大手メーカーの工場では最新の設備を整えており,3Kを感じずに働けるようになっています。

ただ,中小企業や零細企業の工場では改善されていないところも多く残ってるのが現状です。

簡単作業・単純作業

工場の仕事には梱包や包装,検品など簡単で単純な作業が多くあります。

同じ作業を繰り返したり,簡単な作業ばかりが苦痛な人にとってはデメリットになるかもしれませんね。

ルールと時間に厳しい

工場独自のルールが存在し,守らないとペナルティを受けることがあります。

例えば,

・フォークリフトの移動や搬入出トラックの出入りがあるため,工場内に独自の交通ルールがある。
・食品加工工場や精密機械工場などではネックレス,ピアスなどの装飾品を禁止。
・作業着を着て出退勤してはならない。

など。

また,始業時間や休憩時間,終業時間などが明確に決まっているので,自分の都合だけで早く出勤して作業したり,残業したりできないことが多いです。

外出できない(しにくい)

営業職など外に出ることが当たり前の仕事では,移動のついでに私用でATMや市役所に寄って用事を済ますこともできます。

しかし,工場勤務では,始業から終業まで基本的に外出することがありません。

会社によっては休憩時間には外に出ることは可能ですが,その際に「外出届」を出す必要があるところも。

身に付くスキルが限定的でキャリアが描きにくい

工場勤務を通じて取れる資格の多くは工場でしか通用しません。

そのため,他業種に転職を考えたときに,持っている資格が強みになりにくいというデメリットがあります。

将来的に他業種・他職種に転職を考えるのであれば,PCスキルや対人スキルなど多くの仕事で使えるスキルを磨いておく必要があります。

勤続15年で実感したメリットとデメリット

ここまで,一般的によく言われるメリット・デメリットについて解説してきました。

最後に,ぼく個人が工場勤務を15年続けてきた中で実感したメリット・デメリットについて触れていきます。

しげぞう
しげぞう

参考にしてもらえるとといいなぁ…。

まずはメリットから。

勤続15年で実感したメリット
  1. ストレスが少ない
  2. その日にやるべきことが明確
  3. 家族や子どもとの時間を確保しやすい
  4. 仕事とプライベートの境目がはっきりしている

ストレスが少ない

これは前職と比較してですが,ストレスが少ないのがもっとも大きなメリットだと思います。

前職では,出版関連会社で雑誌の編集者をしていました。

編集の仕事では,対人関係はもちろんのこと雑誌づくりの面でも抱えるストレスが半端じゃなかったです。

現在,ぼくが勤務しているのは,多品種少量の製品をつくる工場です。

工場の仕事でよくあるライン作業とは違い,いわゆるセル生産方式をとっており,1つの製品を1人または少数人で協力して作ります。

そのため,製品によってですが,自分のペースで作業をすることができます。

来訪者も限定的で,1日中ずっと製品と向き合っていられるのは,気持ちが楽です。

納期のことは気になるため,遅れが出ている場合は焦ったり,悩んだりすることも時にはありますが…。

その日にやるべきことが明確

ぼくの勤務先では,毎日その日にやるべきことがはっきりしています。

短納期の仕事が突然入ったりして予定が狂うこともありますが,基本的にはスケジュールに大幅な変更が少なく,余計なことに頭を使うことがないので気が楽です。

家族や子どもとの時間を確保しやすい

日勤の仕事で週末は基本的に休みなので,家族や子どもとの時間を確保しやすいのはありがたいです。

平日に急遽休まなくてはならなくなったとしても,外部の人と連絡を取ってスケジュール調整をする必要がなく,会社の了解を得るだけで休めるのもメリットです。

仕事とプライベートの境目がはっきりしている

「工場でしかできない」という仕事の性質上,家に持ち帰って仕事をするということができません。

そのため,帰ってから仕事のことを考えなくていいので,プライベートが充実するという一面も。

前職の雑誌編集の仕事では,頭とPCがあれば職場を離れても仕事をすることができるため,常に企画のことで頭がいっぱいでした。

毎日,起きてから寝る寸前まで仕事のことを考えていて丸一日仕事をしている状態でした。

結局それがストレスを溜める原因となり,やめることになりました。

工場勤務の仕事では,プライベートとの境目がはっきりしているので,そういうストレスはありません。

次はデメリットです。

勤続15年で実感したデメリット
  1. 人脈をつくりにくい
  2. 対人スキルを磨きにくい
  3. やっぱり3Kはある

解説します。

人脈をつくりにくい

仕事を通じて会社外の人と関わるケースが少ないため,人脈をつくりにくいというデメリットがあります。

人と関わるのが好きな人にとっては大きなデメリットですね。

次の「対人スキルを磨きにくい」につながりますが,将来を考えると仕事以外の時間で人脈を広げる努力が必要です。

対人スキルを磨きにくい

ぼくは人とコミュニケーションを取ることが不得意ということはありません。

むしろ,人と関わるのは好きなくらい。

でもそれはプライベートの話。

仕事とプライベートで必要な対人スキルは違いますよね。

工場の仕事ではつき合う人が限定的になりやすい傾向にあります。

そのため,仕事で必要な対人スキルが磨きにくいと言えるでしょう。

やっぱり3Kはある

ぼくの勤務している工場では,鉄やステンレスを加工する仕事がメイン。

機械を使って材料を加工したり,溶接をして組み立てたりします。

時には機械で指を挟んだり,加工物を落として足を怪我することがあります。

また,溶接時にやけどをするのは日常茶飯事。

大手メーカーの工場やライン作業がメインの工場は衛生的で怪我もほとんどないみたいですが,ぼくの勤務先では3K(特に「きけん」と「汚い」)があります。

【まとめ】工場勤務が15年続けられる理由

この記事では工場勤務のメリット・デメリットを紹介してきました。

ここで理解していただきたいのは,どんな仕事でもメリット・デメリットがあるということ。

いいところばかりの会社はありえません。逆に悪いところばかりの会社もありえません。

就職先や転職先を探すときには「よりいい会社を見つける・できるだけメリットが多い会社を見つける」という視点は必要ですが,入社前にすべてを理解することは不可能です。

  • 「このメリットがあるのはいいな」
  • 「この工場のここは許せる」
  • 「ここは許せないところ」

そんな感じで1つ1つのメリット・デメリットを見比べて評価し,自分に合った工場を見つけることが大切です

参考までに「ぼくが15年も工場の仕事を続けられている理由」を書きます。

ぼくが15年も仕事を続けられている最大の理由は「ものづくりが好き」だからです。

ものづくりが好きで,それを仕事にできていることは最高に幸せです。

先ほど挙げたデメリットは確かにありますが,それがあったとしても全然平気なくらい工場勤務の仕事が好きなんです。

まだまだ続けるつもりです。

ぼくのようにものづくりに興味があって「やりたい」と思うのであれば,工場の仕事は絶対に向いていると思います。

他業種と比べて工場勤務の仕事はいいなと思えたら,ぜひ転職先の候補として考えてみてください。

まずは求人情報 を,実際に確かめてみることをオススメします!

オススメの求人サイト

工場求人ナビ

工場求人ナビ 画像

引用元:工場求人ナビ公式サイト

高収入や寮完備のシゴトが満載!
工場系シゴト情報求人サイト「工場求人ナビ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です