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工場勤務の仕事に興味がある。
でも「やめとけ」という声が気になる
やめておいた方がいい?
この記事では,こんな悩み・疑問に答えます。
この記事を書いているぼくは,工場勤務を15年続けています。
実は,前職は雑誌編集者。
工場の仕事への転職を考えたとき,やっぱり周りの声やイメージは気になりました。
大幅な方向変換だったため,親しい友人からは「やめとけ」との声も。
でも,今ではこの仕事を選んでよかったと思っています。
そんな経験から,転職先として工場勤務を考えている人に向けて「背中を押したい」という思いで,この記事を書きました。
この記事を読めば,「工場の仕事やってみようかな」と思ってもらえるはずです。
- 工場勤務は「やめとけ」と言われる理由
- 本当にやめておいた方がいいのか?
- 「やめとけ」に対する考え方
- 工場勤務15年のぼくの意見
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工場勤務は「やめとけ」と言われる理由
ここでは工場勤務は「やめとけ」と言われる理由について触れます。
工場勤務を15年続けているぼく個人としては反論はありますが,ここでは反論しません。
後ほど,反論ではありませんが,対処の仕方を説明します。
「やめとけ」と言われる理由には次のようなものがあります。
- 単調・単純作業で精神的にきつい
- 一般的なスキルが身につかない
- 生活リズムが乱れやすい
- 誰でもできる底辺の仕事
- やりがいを感じない
1つ1つ詳しく見ていきましょう。
「工場=ライン作業」というイメージを多くの方が持っています。
これは,工場で働いたことがない方だけではなく,経験者の方でもそう思っている方が結構いるみたいです。
- 「工場勤務は単純な作業をただひたすら続けるイメージがある」
- 「精神的にきついのではないか?」
- 「やめておいた方がいいでしょう」
確かにどんなことでも単調で単純な作業を毎日続けるのはしんどいです。
一般的に社会で必要とされているスキルが身につかないんじゃないか,という意見はあります。
- コミュニケーション能力
- エクセルなどのPCスキル
- スケジュール管理能力
などなど。
工場で与えられた作業をこなしているだけでは,こういった能力は身につきにくいでしょう。
24時間体制で動いている工場では交代勤務や夜勤などがあります。
日によって働く時間が異なると生活のリズムは崩れやすいです。
体調管理が難しいのも「やめとけ」と言われる理由によく挙がります。
工場勤務の求人に「未経験可・学歴不問・年齢不問」という募集要項をよく見かけます。
実際に工場では中卒や高卒の方が多く働いています。
「学歴がなくても働ける,未経験でも働ける」というところは,誰でもできる仕事というイメージに結びつきやすく「底辺」と言われやすいです。
工場勤務の仕事では,上から降りてきた作業指示に従って作業をすることが多いです。
営業職や企画職のように自分の考えや行動によって成果が左右されたり,評価されたりすることは少ないです。
そのことから,やりがいを感じにくいのでは? と思う方がいます。
本当に工場勤務は「やめとけ」なの?
ここまで,工場勤務は「やめとけ」と言われる理由について紹介してきました。
この理由を見ると,やめておいた方がいいのかなぁ,なんて思ってしまうのも無理ありません。
ただ,考えてみてほしいことがあります。
それは,「やめとけ」の出どころと,すべての工場に共通する「やめとけ」なのか? について。
「やめとけ」と言うのは誰でしょうか?
家族や友人・知人などの親しい人ですか?
ネットやSNSで見た情報ですか?
工場勤務をしたことがある経験者ですか?
この出どころによって,「やめとけ」の重要性が変わってくると思いませんか?
また,その「やめとけ」はすべての工場勤務に共通することなのか? という疑問も浮かびます。
確かに先ほど挙げた「やめとけ」の理由には的を得ているものもあります。
しかし,出どころとすべての工場に共通するかどうかを分析すると,単純に「工場勤務はやめておいた方がいい」とはならないはずです。
目にした情報に簡単に流されないで!
「やめとけ」の出どころを分析しよう
「やめとけ」と一口に言っても,誰が言ったか,どこで見たり聞いたりしたかによって「やめとけ」の重みは変わってきます。
- 家族や友人の意見
- ネットやSNSからの情報
- 工場勤務経験のある人
- 工場勤務経験のない人
このうちのどこから出てきた「やめとけ」なんでしょうか?
家族や友人の意見は大切です。
なぜなら,それは多くの場合,一般論ではなくあなたのことを思って言っていることだからです。
例えば,家族や友人は次のようなことを考えて言っていると考えられます。
- できれば,しんどい思いをしてほしくない
- 後悔をしてほしくない
- あなたの得意なこと・苦手なことを知っている
- 他に向いている仕事がある
一般論だったり,イメージから「やめとけ」と言っているわけではない,あなた個人のことを考えての意見は尊重すべきです。
掲示板をはじめ,匿名で投稿された意見は無視していいです。
中には工場勤務経験のある人の意見も混じってはいますが,気にする必要はありません。
一方, SNSの場合は投稿者によっては参考になるものもあります。
「やめとけ」と言っている人のプロフィールや別の投稿を見て,経験者なのか,今も働いている人なのか,それとも全く関係のない人なのか,分析してください。
工場勤務経験のある人だと判断できるなら参考にすべきです。
経験者の意見はちゃんと聞いておくべきです。
経験者の語る「やめとけ」は実体験が元になっているので参考になります。
ただ,その場合にも注意が必要。
その人がどんな工場で働いていたか確認しましょう。
- 工場の規模
- どんなものを作っていたか
- どんな作業をしていたか
- 雇用形態,できれば給料など
- どうして「やめとけ」なのか
できるだけ多くの情報を聞き出して参考にすべきです。
工場勤務の経験のない人の話は気にする必要はありません。
他人に聞いた話だったり,どこかで見た映像を元に作ったイメージで語る人が多いからです。
すべての工場に共通する「やめとけ」ってある?
正しく工場の仕事を理解するためには,すべての工場に共通する「やめとけ」かどうか分析する必要があります。
なぜなら,すべての工場に共通する「やめとけ」以外は回避する方法があるからです。
回避する方法は,「その『やめとけ』に該当する工場以外を選ぶ」ということです!
当たり前ですが,これが大事!
最初に紹介した「やめとけ」と言われる理由を例に挙げて考えてみます。
- 単調・単純作業で精神的にきつい
- 一般的なスキルが身につかない
- 生活リズムが乱れやすい
- 誰でもできる底辺の仕事
- やりがいを感じない
この中から,1番上の「単調・単純作業で精神的にきつい」を例に挙げます。
「単調・単純作業で精神的にきつい」は全ての工場の仕事に共通するでしょうか?
答えは「NO」です!
「工場=ライン作業」というイメージは根強くあります。
でも,工場の仕事はライン作業だけではありません。
ライン作業でつくるのは「少品種大量生産」の場合が多く,「多品種少量生産」の製品は,効率的な問題からライン作業でつくりません。
「多品種少量生産」の場合は,それぞれの製品に合った生産の仕方をその都度選んで取りかかる必要があります。
1つ1つ工程が異なるので,単調で単純な作業となりにくいと言えます。
なので,「単調・単純作業で精神的にきつい」のが嫌なら,そうではない工場を選べばいいのです。
それ以外の理由に対しても,こんなアプローチで解決できるはずです。
- 「一般的なスキルが身につかない」=「仕事以外の時間で習得する」
- 「生活リズムが乱れやすい」=「日勤で土日休みの工場を探す」
- 「誰でもできる底辺の仕事」=「理系大卒しか採用しない専門性の高い仕事もある」
- 「やりがいを感じない」=「やりがいを感じる仕事に就く」
など。
すべての工場に共通する「やめとけ」はほぼないと考えてOKです。
個別の「やめとけ」に対しては,分析をして,それが該当しない工場を選べば問題ありません。
【体験談】工場勤務15年の意見
参考に,ぼくの体験談を紹介します。
ぼくは工場の仕事に就く前は雑誌編集・出版企画の仕事をしていました。
週に何度か取材や打ち合わせなどのため,外へ出ることもありましたが,ほぼデスクワークでした。
あまり身体を使わない仕事だったので,身体的には楽でした。
それに比べると,今の工場の仕事は1日中立ちっぱなしで,身体もずっと動かしています。
身体的にはしんどいと思います。
さらに,鉄を加工する仕事なので汚れます。
たまにケガもします。
それ以外にも他の仕事に比べてきついところや損してると思うこともありますが,全然平気です。
その理由は,仕事がおもしろいからです。やりがいを感じているからです。
「やめとけ」って聞くとデメリットにばかり目がいき,その仕事に対してネガティブな感情を抱いてしまいます。
損得やメリットデメリットって気になりますよね。
損をしたくないから他人の意見を聞いたり,調べたりするのですが,どんなことにもいい面と悪い面が共存します。
すべての面において他よりいいという仕事はありません。
ぼくが大切だと思うことは次の2点です。
- 過度に「やめとけ」を気にしないこと
- 自分の「やりたい」「やってみたい」という気持ち
よりよい選択をするためにはこの2点を意識してもらいたいです。
【まとめ】最後は自分の気持ち
突然ですが,バンジージャンプってやったことありますか?
ぼくはありません。
たぶんこの先もやることはないでしょう。
ぼくがバンジージャンプをやらない理由は,
- 「とにかく怖い」
- 「もしゴムが切れたらどうする?」
- 「死ぬ可能性があるんじゃないか?」
- 「一瞬の体験に数千円も払うの高くない?」
など。
他人に勧めれるかと聞かれたら「やめとけ」っていいます。
でも,バンジージャンプを平気でやる人やこれからやろうとしている人はどうでしょうか?
ぼくが気にしているデメリットなんか見向きもしません。
それはバンジージャンプがやりたくてしょうがないから。
バンジージャンプが楽しいから。
バンジージャンプが好きだから。
このマインドは,仕事選びでも大切です。
仕事を選ぶ目的は人それぞれだと思いますが,自分が最も優先したいことを1番に考えて仕事を選ぶべきだと思います。
最後は自分の気持ちが大事です。
他人が「やめとけ」と言ってもやりたいという気持ちがあるならやるべきです!
自分の気持ちを信じましょう!
工場勤務といっても,さまざまな業種・職種があります。
中にはしんどいばかりで何のメリットもないと思えるような工場もあります。
逆に「こんなに優遇されてていいの?」と思えるところも。
この記事では,工場勤務は「やめとけ」と言われる理由について説明してきました。
また,「やめとけ」に対する考え方,勤続15年のぼくの意見なども書きました。
参考にしていただけるとうれしいです。
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